仕事中、休憩時間を除くときでも急にトイレに行きたくなる、これは多くの人がそういった場面を経験していると思います。
それでは仕事の真っ最中に、休憩の時間以外でトイレに行きたい状況になったら、どのような対応をすればよいでしょうか?
職場におけるトイレの自由度の違い
仕事によって、トイレに自由に行ける職場もあれば、行きにくさを感じる職場も存在します。
必要なときに好きなタイミングでトイレに行ける環境もあれば、そうでないルールが設けられている所もあるとは思いますが、これは職場によって大きく異なり、一概にどちらが多いとは言えない状況です。
よって前者のような自由な職場の場合は、気兼ねなくトイレに行くことが可能です。
またその職場における「休憩時以外のトイレ利用」の規定はさまざまで、明示されるケースもあればそうでないケースもあります。
無言のルールや他のスタッフの行動を観察しながら、自分がどのように適応すればよいかを見極める必要があります。
一方で、厳格に休憩時間のみトイレ利用が認められる職場も存在するため、その場合は特に留意するべき事項があります。それでは以下、各ポイントについて詳しく説明していきます。
普通に疑問なんだけど、仕事中にトイレ行ったらダメなの?笑笑
この発言自体ちょっと問題ありじゃないの?笑笑— み(^_-)-♡ (@3posan__) September 11, 2024
トイレ使用時は事前に周知を
普段の休憩時間以外でトイレに向かう場合、同僚など周囲のスタッフや責任者などに必ず「トイレに行く」と伝えてから行くことで、無用な混乱を避けることができるでしょう。
しかしなががら勤務地によっては、店長など職場の責任者に直接報告するなどの規定が定められていることもあるため、自らの勤務先のルールが存在する際は、該当する規定に従ってください。
仮に何も告げずに姿を消してしまうと、責任者をはじめとする周囲のスタッフが不審に思い、状況を把握できずに困惑することになります。だからこそ、トラブルを避け、安心してトイレを済ませるためには、必ず一言伝えることが重要です。
なお、もし自分の職場が「報告なしでトイレに行ける」という風潮である場合は、そちらに従えば問題ありません。
常に勤務先の文化や規則を踏まえ、自己判断で適切な行動を取っていくようにしましょう。
トイレに行く最適なタイミング
多少は我慢できるといった状況に余裕がある場合に限りますが、仕事が一区切りついた時など、適切なタイミングを見極めてトイレを利用することで、職場でのトラブルのリスクを減らし、同僚たちからの不快な視線を避けることができます。
例えば接客業であれば、客が列をなしていない一時的な間隙を狙うなど、トイレへ行くタイミングによっては、周囲の人たちも気持ちよく許可してくれることが多くなる上、嫌な反応をされることも少なくなるでしょう。「可能ならば」快適にトイレに行くために最適なタイミングを見計らいましょう。
しかし緊急を要する場合や我慢の限界に達している時には、このような配慮は無用です。
余裕があればタイミングを見計らうことを意識し、そうでなければ即座に対応するのが最善です。
日頃の行動は重要
職場によっては、仕事中に休憩時間以外にトイレを使用することが許されないことがあります。こうした時、他のスタッフや責任者に怠けていると疑われたり、落第点をつけられたりすることがないよう、毎日の行動が重要です。
日常的に周囲に良い印象を与えるということは、仕事をする上で非常に重要な要素のひとつになります。
例えば、日頃から怠慢な姿勢を見せるスタッフと、常に真面目に働くスタッフがいるとしましょう。休憩時間外にトイレを利用したいとき、二者間でどのように見られるかは異なります。怠け者と見なされている人は、たとえ本当に用を足したくても「またサボっているのか」と疑われるリスクが高くなり、普段の行動が原因で不当な疑いをかけられます。
またトイレに限らず、「普段の行い」というものは大きな影響を及ぼします。職場で良い行動を心がけているほど、周囲の同僚からサポートや親切が得られる可能性が高まります。
したがって、日々の振る舞いを大切にすることは非常に重要です。
トイレでの適切な時間の過ごし方
勤務時間内というのは、効率的に行動することが求められます。もちろんトイレ使用時も例外ではなく、長居をしないことが大切です。
例えば、「必要以上に長くトイレにこもり、こっそりスマホを操作する」などといった行動は徐々に、責任者をはじめとする周囲からの信用を損ねる要因となることを覚えておいてください。
確かに休憩時にはトイレを自由に使用することは問題ありませんが、休憩時間外は、用を足した後速やかに業務へ戻る姿勢が重要です。
トイレを利用したあとスマートフォンで遊んだり、ぼんやり過ごす行為は絶対に避けましょう。
そういった行動が積み重なると、「サボっている」とのレッテルが貼られ、必要な時にも否定的な目で見られかねません。
もちろん、体調不良などで時間がかかる場合は別ですが、本来の目的以外でのトイレの利用は控えるよう心がけてください。
また休憩時間であっても他の人が使用することを考慮し、迷惑をかけないよう気をつけてください。
休息時間を有効活用するポイント
「休憩時間外にもトイレに行けるが、できれば休憩中に済ませておくと良い」
休憩時間あれば、まずはそこでトイレに行くことをお勧めします。これにより、トイレの回数を抑え、作業の中断を減らすことができます。
実際、休憩後にもトイレに行きたくなることは避けられないかもしれません。そのような状況では我慢せずトイレへ行くべきです。
ですが休憩中にトイレを済ませておくことで、体調不良でない限り仕事中にトイレへ行く回数が減り、自分自身に余裕を持たせられるだけでなく、仕事の流れを損ねることなく進められるので、できる限りそのようにすることを提案します。
トイレに行かせてくれない場合の対処方法について
従業員が働いている間におけるトイレ利用に関しては、一般的に非常に敏感な問題です。仕事中にもかかわらず休憩時間以外にトイレに行かせてくれないような職場環境については、責任を持つ上司や社員の方々の認識に問題があると指摘せざるを得ません。
例をあげると、職場がトイレに行くまでに時間がかかる場所にあったり、特定の作業中でトイレに行くことが具体的に困難であるといった特別な事情がある場合は例外ですが、従業員が休憩時間中でなくともトイレに行きたいと希望しているのに、それを拒絶する責任者がいるのであれば、それは適切ではありません。
そういった扱いを受ける職場で働いている場合は、職場を変えることも含めて考え直す時期かもしれないとアドバイスします。
聞いて衝撃だった企業の取り組み。「テレワーク中に抜き打ちWeb会議で監視」「冷風を浴びせて居眠りを防止するシステム」「人数不足の影響で仕事中のトイレ禁止」まるで奴隷のような扱い。本来なら、フレックスタイム制度や従業員のキャリア構築など、多様な働き方を支援する必要があるはず。
— アオ@内向型社長|HSP×INFP (@AoTeals_HSP) August 27, 2024
休憩時間以外のトイレについて:まとめ
私たちが人間である以上、休憩時間以外にトイレへ行きたくなることは、誰しもあると思います。
そうした事態に対し、原則としてこれを許可しているケースが多々あります。これは職場の環境にもよりますが、トイレに行くときは黙って行くのではなく、ひとこと誰かに断る・タイミングを見極めるといった配慮も必要です。
またトイレでは用を足したらすぐに業務に戻る、そして休憩時間になるべく済ませておく、といったことも頭に置いておくとよいでしょう。
このような点を踏まえて、「仕事中のトイレ」が原因で無用なトラブルに発展しないよう努めたいものです。