夏の長期休暇が到来すると、多くの母親は家庭の事情や育児の負担に忙殺されます。
特に双方が職に就く家庭では主婦の負担増で対応が難しくなりがちです。
様々な託児オプションを探るお母さん方も多いでしょう。
中でも親元への子どもの預け入れは、安心感があって、負担も少なくて済むため人気です。
そこで問題提起です。夏休み期間中に実家に子供を預けることは賛成できるのでしょうか？実体験をもとに話を伺いました。
また、「いつから子供を預けても問題ないのか？」や「預けすぎはよくないのでは？」といった疑問についても明らかにしています。
夏休み、子どもを祖父母の元へ預けるのは有効か
絶対にありだと思います。私たちの家庭も、夫婦共働きだったため、よく子どもを祖父母の家に預けていました。独りで家に残しておく年齢ではなかったからです。明らかに、祖父母がそれを負担と思わない場合に限りますが。子どもと祖父母双方が楽しそうなら、何も心配することはありません。
宿泊が必要かどうかは、家族の住む場所によりますが、近距離であれば日帰りも選択肢になります。我が家のケースをお話しすると、子どもも喜んでおり、祖父母も孫と過ごせることに感謝していたため、孝行もでき喜びもありました。
肝心なのは以下の二点です：
- ご両親（祖父母）が同意していること。
- 子どもが嫌がっていないこと。
これらが満たされれば大丈夫だと思います。さもなければ、学童保育や習い事を利用するという手もあります。兼業家庭にとって子どもの夏休みは特に大変です。
「家事、子育て、配偶者の面倒見、仕事」と全てを完璧にこなすのは難しいです。母親によってはこれがうつ病の原因や離婚へとつながることもあるため、支えてくれる人がいるならば、その手を借りるべきです。
子どもにとっては楽しい夏休みであっても、共働き家庭にはプレッシャーです。小学校低学年の子どもたちは公立の学童保育を利用できますが、毎日のお弁当作りは親にとっては負担ですし、友達や先生とのトラブルも心配事になります。
共働きの家庭の場合、夏休みを祖父母の元で過ごさせるという選択は大変有効です。ただし、親がしっかりルールを定めずに祖父母に任せてしまうと、甘やかされてしまうこともあるため、預ける際には事前に話し合い、期待することをはっきりさせることをおすすめします。
今さらだけど
共働き&低学年子どもの夏休みレジャー頻度ってどんな感じ？
基本学童だけどお盆は学童無しだから仕事休み（旅行）
その他は週1実家に預けて学童は週4にする工夫
１日又半日休暇とってワークショップ等参加
1泊旅1回
後は週末にお祭り行くとか
それで精一杯
皆どんな感じなのかなー— ぺっぱん@知育&生活アカ (@manzanagiraffem) August 4, 2024
お子様をご実家に預ける適齢期について
ご実家でお子様を預かってもらうのに適した学年については、特に限定する必要はありません。小さなお子様をお預けされる方も少なくなく、小学校に上がるちょっと前の年長さんレベルで預け始めるご家庭もあれば、生まれて間もない乳児期から親戚の手を借りることも一般的です。
友人や知人の家族にお子様を預けるケースでは、何かと気がかりな点が出てくるかもしれませんが、ご実家でのお預かりの場合は、おじいちゃんおばあちゃんが預かることになりますので、その点では安心もひとしおです。
ただ、親子の関係とはいえ、しつけの全てを委ねるわけにはいきません。お子様にも実家で過ごす際はルールをしっかり守るよう事前にお伝えすることが重要です。我が家では小学校低学年のときからスムーズに預けていました。実の両親なので無理なくお願いでき、ストレスなくお願いすることが可能です。
なお、両親は直接あなたを育てた方々ですので、その面で心配することはありません。お子様の預け先としてご実家は適任と言えるでしょう。
夏休み子供を実家に預けるメリットとデメリットは？
夏休み子供を実家に預けるメリット（良いところ）は？
夏季休暇を利用して、お子さんをご実家に預けざるを得ない場合、考えられる利点と不利点があります。利点の面から述べると、何よりも家族であるという安心感は際立っています。友達と親しくしているとしても、他人という隔たりは否めません。どうしても他人には言いづらいことがあるでしょうし、気を遣わせたり、気遣いが原因で遠慮が生まれたりする場合もあります。しかし家族であれば、率直に意見を交換することが可能で、そういった面での不安は少なくなります。
夏休み子供を実家に預けるデメリット（悪いところ）は？
一方で、不利点の側面も存在します。時には、「こうしてほしかったのに」「無断でそんなことをしないで！」というような意見の食い違いにより、後にトラブルが生じることもあります。お子さんもご実家の方々も不快な思いをしないためには、前もって希望や条件を明確に伝えておくことが肝心です。とりわけ、食物アレルギーを持つお子さんの場合には、その情報をきちんと共有して、適切な配慮をお願いすることが重要になるでしょう。
夏の長期休暇、子どもを祖父母宅に預ける回数の適切さについて
結論を先に申し上げるならば、子どもを祖父母宅に預ける「頻度」というものは各家庭によって異なりますが、最も肝心なのは祖父母とじっくりと事前の協議をすることです。このプロセスは非常に大事です。
しばしば私たちは親の好意に甘えがちですが、いつの間にか夏休みのほとんどを祖父母に委ねることもあり得ます。これが双方にとってストレスがなければ良いですが、すべてのことに程度というものがあります。
どのくらいの頻度で預けるべきかが気になるよりも、祖父母がどれほど受け入れ可能か最初に決めておくことが大切です。そして、子供たちが祖父母宅での時間をどう感じているのか、彼らの意見も確かめましょう。
【小1の壁の乗り越え方9】最大の壁は夏休みは実家を頼る
長い夏休みは実家に子どもを預ける。1週間、どんなに長くても絶対に2週間以内にとどめることをおすすめします。これ以上利用すると、祖父母のほうが体力的にも精神的にも限界を迎え、もう預からない、面倒はみない、と悲鳴があがる可能性も— 遠藤奈央子（放課後時間・学童のプロ、民間学童推進中） (@endonaoko1) November 23, 2022
夏季休暇の子供預かり事情とは？
夏休みに入り、親としては子供たちの保育に頭を悩ます時期がやってきます。周辺に親元や友人など、子供を信頼して預けられる環境がある家庭は安心でしょう。しかし、そうでない家庭も少なくありません。
子育てをしながらの職業生活を送る家族が、どんな対策を講じているか調査したところ、多くが学校の放課後と同じ時間帯に塾へ子供を通わせていることがわかりました。
ただし、学習塾であるため、普段の学校生活と大差なく、夏らしい体験をすることが難しくなることも。夏休みは忘れられない経験を与える絶好のチャンスですので、子供と一緒にどんな活動が楽しめるか話し合い、思い出深い休暇を計画することをお勧めします。
